木更津市で住宅ローンが申し込める銀行・信用金庫まとめ｜基礎知識や借り方もご紹介

住宅ローン選びの際はここに注目！

住宅ローンの、金利タイプや返済方法はさまざま。借入先によっても特徴が異なります。まずは、住宅ローンを選ぶ際の着目ポイントを把握しておきましょう。

金利タイプ

そもそも金利とは、金融機関などから借りるお金（元金）に対する利子（利息）の割合です。金利タイプは、変動金利・当初固定金利・全期間固定金利の3タイプがあります。

変動金利

適用金利が市場動向によって左右される、変動金利。金利の変動によって、5年ごとに毎月の返済額が見直されます。他のタイプより金利が低く設定されているため、金利が上昇しなければ総返済額を抑えられるでしょう。その反面、金利が上昇すると総返済額がかさむリスクがあります。
※金利の上昇が大きい場合、直前の125％以内という決まりがあるため、見直し後の月々の返済額が大幅に増えるわけではありません。（125％ルール）

全期間固定金利

全期間固定金利は、住宅ローンの返済開始から終了まで金利が一定のタイプです。毎月同じ額を返済するため、家計の見通しを立てやすいでしょう。ただし、他のタイプより金利が高めに設定されています。

当初固定金利

当初固定金利は、3年・5年・10年など一定期間の金利が固定になるタイプです。固定期間が終了したら、固定金利か変動金利のいずれかを選択します。固定期間が短いほど金利が低く、長くなるにつれて高くなります。
なお、固定期間終了後に変動金利を選択した場合、125％ルールは適用されません。

＞＞木更津市での住宅ローンの金利タイプやメリット・デメリットについてはこちらもチェック！

借入先

住宅ローンの借入先は、主に公的融資・民間金融機関・フラット35の3種類。それぞれの特徴を見てみましょう。

公的融資

住宅金融支援機構が提供する、財形住宅融資です。5年間の固定金利で、5年ごとに金利が見直されます。融資手数料がかからないため、住宅ローンを契約する際の諸費用が抑えられるのが魅力です。
しかし、財形住宅融資は誰でも申し込めるわけではありません。1年以上継続して財形貯蓄している・申し込みの時点で財形貯蓄残高が50万円以上ある・申し込み日に満70歳未満といった条件が設けられています。

フラット35

フラット35は、住宅金融支援機構と全国の金融機関が提携して取り扱っています。返済期間を最長35年まで設定できます。金利は、全期間固定。金利は少し高めの設定ですが、保証料や繰り上げ返済手数料が無料です。
フラット35を利用するには、住宅金融支援機構が設定している技術水準に適合した住宅でなければなりません。

民間金融機関

全国に支店を展開する「都市銀行」、地域に密着した「地方銀行」、インターネット上で手続きが完結する「インターネットバンキング」などが民間金融機関にあたります。銀行が提供している住宅ローンは、金利タイプの選択肢が多く、あなたに合うプランを見つけやすいでしょう。

団信の保障内容

団信とは、団体信用生命保険のこと。住宅ローンの返済期間中に、契約者が死亡したり高度障害状態になったりと、返済ができなくなる可能性は否定できません。団信に加入すれば、万が一の際に保険会社が契約者に代わって住宅ローンを返済してくれるのです。住宅ローンを組むには、基本的に団信に加入する必要があります。団信の保障内容は金融機関によって異なるため、じっくり吟味してください。
例えば、高度障害状態に限るもの、高度障害状態に加えて3大疾病（ガン・脳卒中・急性心筋梗塞）も保障されているものなど。なかには、糖尿病や肝硬変といった8大疾病までカバーできる商品もあります。

諸費用

住宅ローンで注目すべきなのは、金利や団信の保障内容だけではありません。事務手数料や保証料といった諸費用もしっかりチェックしておきましょう。諸費用は金融機関が独自に設定できるため、借入先の比較材料になります。
「低金利の住宅ローンに申し込みたい」と金利ばかり注目して探してしまうと、諸費用が予想上に高くついてしまう可能性も。また、諸費用も住宅ローンに組み込めるかまで調べておくと安心です。

返済方法

住宅ローンの返済方法は、主に元利均等返済と元金均等返済があります。名称が似ていてややこしいですが、住宅ローンによっては支払い方法が指定されているため、違いを知っておきましょう。

元利均等返済

借りた分のお金（元金）と利息分の合計金額を、借入期間で均等に分割して返済する方法です。つまり、毎月一定額を返済することになります。出費の見通しを立てやすい反面、元金均等返済に比べて返済総額が高くなります。

元金均等返済

元金の返済額を一定にするのが、元金均等返済。毎月返済する元金額に、利息が上乗せされます。はじめは借入残金が多いため、利息も高いです。しかし、返済が進めば利息が減り、徐々に毎月の返済額が少なくなります。

参考：住宅金融支援機構HP「フラット35」

千葉県木更津市で住宅ローンが組める地銀や信用金庫

ここからは、木更津市に支店があり、住宅ローンが組める地銀や信用金庫をご紹介。木更津市には三井住友銀行やJAバンクもありますが、今回は地元に密着している金融機関をピックアップしました。それぞれで代表的な住宅ローンをチェックしてみましょう。
※2023年1月時点の情報です。

千葉銀行の住宅ローン

「MIX金利GO！GO！プラン」
変動金利と全期間固定金利を組み合わせる住宅ローンです。低金利かつ安心といった、双方のメリットを享受できます。
借入可能金額：1億円以内
借入期間：1年以上35年以内
金利タイプ・金利：
変動金利：年0.55％＋全期間固定金利：1.52％
※変動金利50％以下、全固定期間金利50％以上で組み合わせる
返済方法：
・元利均等返済
・返済額指定方式
・ボーナス時増額併用返済

ちば興銀の住宅ローン

「ガン保証付住宅ローン」
ガンと診断されたら、住宅ローンの残高が0円に！ガン先進医療技術による治療を受けた際に、通算最大1,000万円まで団信で保障してくれます。
借入可能金額：10万円以上2億円以内
借入期間：1年以上35年以内
金利タイプ・金利：
・変動金利：年1.000～1.500％
・固定金利（2年）：年1.225～1.725％
・固定金利（3年）：年1.455～1.955％
・固定金利（5年）：年1.675～2.175％
・固定金利（10年）：年1.855～2.355％
返済方法：元利均等返済

京葉銀行の住宅ローン

「環境配慮型住宅ローン金利優遇キャンペーン」
環境配慮型の住宅を購入し、住宅ローンを借り入れる方を対象に、金利が優遇されるキャンペーンを実施中です。（2023年9月30日まで）
借入可能金額：100万円以上1億円以内
借入期間：1年以上最大40年以内
金利タイプ・金利：
・全期間固定金利：年1.20％
・金利ミックスプラン：
変動金利：年0.595％＋全期間固定金利：年1.20％
※変動金利50％以下、全固定期間金利50％以上で組み合わせる
返済方法：・元利均等返済
・ボーナス月併用返済

千葉信用金庫の住宅ローン

「しんきん住宅ローン（保証会社保証付プラン）」
一般社団法人しんきん保証基金・全国保証株式会社のいずれかの保証会社が選べるプランです。
借入可能金額：50万円以上1億円以内
借入期間：
・一般社団法人しんきん保証基金：1年以上35年以内
・全国保証株式会社：2年以上50年以内
金利タイプ・金利：
・変動金利：年1.275％
・固定金利（3年）：年1.890％
・固定金利（5年）：年2.360％
・固定金利（10年）：年2.210％
返済方法：
・元利均等返済
・元金均等返済
※ボーナス返済併用可能

館山信用金庫の住宅ローン

「たてしん住宅ローン」
木更津市・袖ヶ浦市・市原市といった館山信用金庫の営業区域内に住居・勤務先がある方限定の住宅ローンです。
借入可能金額：50万円以上8,000万円以内
借入期間1年以上35年以内
金利タイプ・金利：
・変動金利：年0.625～2.675％
・固定金利（3年・5年・10年）：年1.050～3.550％
返済方法：
・元利均等返済
・元金均等返済
※ボーナス返済併用可能

君津信用組合の住宅ローン

「住まいるいちばんネクストⅤ」
新築はもちろん、リフォームやインテリア・エクステリアの設備資金まで、住宅に関する幅広い費用に対応しています。
借入可能金額：100万円～1億円以内
借入期間：2年以上35年以内
金利タイプ・金利：
・変動金利：年2.475％
・固定金利（3年）：年3.390％
・固定金利（5年）：年3.860％
・固定金利（10年）：年3.710％
返済方法：
・元利均等返済
・元金均等返済
※ボーナス返済併用可能

住宅ローンの借り方【6ステップ】

ここからは、住宅ローンを借り入れるための手順を解説します。おおよそ、以下の流れで進みます。

1．借りられる金額や返済額をシミュレーションする
2．借入先を決める
3．事前審査に申し込む
4．工務店やハウスメーカーと契約を結ぶ
5．本審査に申し込む
6．住宅ローンの契約を結ぶ

事前のシミュレーションが大事

住宅ローンを考え始めたら、いくらぐらい借りられるのか、頭金はどうするのか、返済総額はどのくらいになるのかなど検討しましょう。

年間借入額は年収の25％以内

無理なく返済できる年間借入額の目安は、年収の25％とされています。例えば、年収600万円の場合は150万円。単純に12ヵ月で割ると、毎月125,000円返済に充てることになります。25％はあくまで目安のため、無理にならないように検討を重ねましょう。

頭金を支払うとお得に

頭金の支払が可能であれば、支払っておいた方がお得になります。その理由は、頭金の分だけ元金が減り、そこにかかる利息も少なくなるため。住宅ローン申し込み時にまとまったお金を用意できるようなら、頭金の支払いを選択肢の1つに入れてみてください。

おおよその返済総額を把握

金融機関や住宅保証機構株式会社のWebサイトに、返済額の試算ができるページが公開されています。借入金額や金利を当てはめて、返済額を試算してみましょう。
ここでは、一例を紹介します。
※保証料・各種手数料は含まれていません。

上記の条件で試算すると、住宅ローンの総返済額は26,971,415円となります。

審査は事前審査と本審査の2回ある

事前審査と本審査は、同じことを2回審査するわけではありません。事前審査では、申込者の年齢や年収、借入期間などから、ローンの返済能力の有無をチェック。本審査では、返済能力に加えて、健康状態や物件の担保力も審査されます。事前審査は、2～3社に申し込むと良いでしょう。事前審査に通ったら、工務店やハウスメーカーと契約を結び、本審査に申し込みます。

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