造作家具を採用する理由
家具は住宅の一部
弊社では「次世代へ引き継ぐことができる家づくり」を大きな考えの一つとして家づくりをしています。その中で造作家具は次世代へ引き継ぐための「普遍的なデザイン」、「住み続けることができる住宅」として大きな一つの要素となります。
一般的に造作家具は施工している住宅会社が限定されるため、「特別なもの」と捉えられることが多いですが、造作家具の持つ「意匠性(デザイン性)」、「メンテナンス性」、「コスト」の観点からメリットが多い選択肢の一つです。
標準として「テレビボード」、「キッチンバック」、「洗面台」、「スタディースペース」を造作としてご提供していますが、お客様のご要望に合わせて「造作キッチン」、「本棚」等様々な造作家具にご対応いたします。
造作家具とは
造作家具の可能性
造作家具とは住宅専用に家具製作を依頼し、壁に直接取り付けた家具のことを指します。オーダー家具や作り付け家具と呼ばれ、デザインや自由を決められる一方、制作に一定の費用が必要となります。
意匠性(デザイン)
住宅のまとめ役
弊社の造作家具は基本的に天然木を使用し、作成するため、住空間を上質なものに高め、アトリエ建築家のプランをより一層高めます。お客様のご要望プランの寸法に合わせて作成するため、ご身長や用途に適した家具の使い勝手が求められると同時に住宅で生活される際に室内空間に統一性が生まれます。
模倣品(イミテーション)を使用した家具等を使用するとその空間に自然素材を採用する割合が高いほど、その統一性が乱れ、住まわれる方に空間の違和感として目立ってしまいます。
メンテナンス性
使い続けることができる
造作家具は基本的に自然界に存在する天然木を使用するため、数十年後に面材の破損や汚れ等が起きた際も「部材ごとの交換」、「サンディングから再塗装」等で常に部分的なメンテナンスが可能です。
市場に流通している石油由来の人工的な面材、タイル等はメーカーの生産終了と同時に市場から姿を消すため、補修の際は「全面交換」や「統一性のない別部材」という選択肢しか残されません。
コスト
トータルコストという考え
一般的に造作家具はシステム建材と比較し、「高価」とされていますが、上記の「メンテナンス」での内容を考慮すると数十年単位でみると確実にコストが逆転します。
「コストを抑えたい」と考えられている方こそ「イニシャルコスト(初期投資)」だけでなく、「トータルコスト」の視点からコストのご検討をおすすめいたします。