そもそも長期優良住宅とは?概要をおさえておこう
![住宅模型と適合認定証](https://rhouseweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/f4b6a525a16711d368aff4a3ede2771e.webp)
1.住宅の構造・設備に長期間良好な状態で使用できる措置がなされている
2.良好な居住水準を確保できる住宅面積を有している
3.地域の居住環境に配慮されている
4.維持保全計画が適切である
5.自然災害による被害の抑制・軽減に配慮されている
所管行政庁の審査に通ったら、長期優良住宅として認定されます。
また、長期優良住宅の認定は、新築住宅だけではありません。既存の住宅を増築・リフォームした場合にも、認定制度が設けられています。
参考:国土交通省HP「長期優良住宅のページ」
長期優良住宅の認定を受けると補助金や税制優遇がある
![マイホームとローン](https://rhouseweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/4ff67bff2e4e4c23d78708f45addec9c.webp)
補助金
長期優良住宅に関する主な補助金は、「地域型住宅グリーン化事業」と「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。
地域型住宅グリーン化事業
長期優良住宅の認定を見据えて新築する場合、「地域型住宅グリーン化事業(長寿命型)」の補助金が受けられます。補助金額は、建築費の1/10以内で、最大140万円/戸。また、要件を満たせば、「地域材料利用加算」「三世代同居加算」など、補助金額が上乗せされます。
ただし、地域型グリーン化事業(長寿命型)の補助金を受けるには、長期優良住宅の認定だけでなく、ZEH水準も満たさなければなりません。
ただし、地域型グリーン化事業(長寿命型)の補助金を受けるには、長期優良住宅の認定だけでなく、ZEH水準も満たさなければなりません。
※ZEH(ゼッチ)とは、太陽光発電などを利用して年間に消費するエネルギーの収支をゼロ以下になるよう目指した家のこと。
補助金の対象となるのは、地域の中小工務店(地域型住宅グリーン化事業によって採択されたグループに属している)が建てた木造の長期優良住宅です。
地域型住宅グリーン化事業の補助金は、直接施主が受け取れるわけではありません。補助金自体は工務店に交付され、施主は間接的に恩恵を受けることになります。
>>注文住宅は「ZEH」で!木更津市・袖ヶ浦市の基準やメリットをチェック
補助金の対象となるのは、地域の中小工務店(地域型住宅グリーン化事業によって採択されたグループに属している)が建てた木造の長期優良住宅です。
地域型住宅グリーン化事業の補助金は、直接施主が受け取れるわけではありません。補助金自体は工務店に交付され、施主は間接的に恩恵を受けることになります。
>>注文住宅は「ZEH」で!木更津市・袖ヶ浦市の基準やメリットをチェック
長期優良住宅化リフォーム推進事業
すでにある住宅をリフォームし、性能の向上を目指す場合にも、補助金が申請できます。リフォーム全体ではなく、「耐震性を高めた」「省エネルギー対策を施した」といった特定の性能向上に該当する工事が対象です。
補助率は、対象リフォーム工事費の1/3。補助限度額は、200万円/戸(条件によっては250万円/戸)です。
なお、2022年度は予算額に到達し、補助金申請の受付は終了しました。ほぼ毎年公募があるため、2023年度の情報をお待ちください。
補助率は、対象リフォーム工事費の1/3。補助限度額は、200万円/戸(条件によっては250万円/戸)です。
なお、2022年度は予算額に到達し、補助金申請の受付は終了しました。ほぼ毎年公募があるため、2023年度の情報をお待ちください。
税制優遇
![黒い外壁に木目が映える外観](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/15295485d905f705f4b601694002056a.webp)
住宅ローン減税の控除枠拡大
住宅ローン減税は、住宅ローンを組んで家の新築・増改築などを行った場合、最大13年間所得税の控除が受けられる制度です。控除率は、0.7%。
長期優良住宅は、一般の新築や既存住宅に比べ、借入限度額が高くなっています。借入限度額が高いということは、控除額もアップします。
「新築住宅・2023年入居」
長期優良住宅は、一般の新築や既存住宅に比べ、借入限度額が高くなっています。借入限度額が高いということは、控除額もアップします。
「新築住宅・2023年入居」