袖ケ浦市ってどんな場所?
千葉県の房総半島、中ほどに位置する袖ケ浦市。北部は東京湾に面し、東部は市原市、西部は木更津市に隣接しています。袖ケ浦市を代表する観光地にはテーマパークの「東京ドイツ村」があり、来訪者は毎年100万人を超える人気ぶり。ほかにも季節の花々が楽しめる袖ケ浦公園やバーベキューができる袖ケ浦海浜公園もあり、イベントも多数開催されています。
人口は約66,000人(2024年3月1日現在)の小さな市ですが、近年は増加傾向にあります。その理由のひとつは、都心部へのアクセスのしやすさです。
東京湾アクアラインが通り、高速バスのネットワークが充実しています。たとえば袖ケ浦バスターミナルから羽田空港まで最短22分、品川駅までは最短44分。満員電車と異なり必ず席に座れるということもあり、袖ケ浦市から都内への通勤は、多くの方が高速バスを選んでいます。
また、駅前開発も進められています。JR内房線の袖ケ浦駅前では土地区画整理が行われ、2019年には駅北口から徒歩1分の場所に「ゆりまち袖ケ浦駅前モール」が開業。飲食店だけでなく、保育園や学習塾、音楽教室なども入った商業施設です。クライミングやトランポリンが楽しめるスポーツアスレチック施設もあるので、休日に食事と合わせて遊びに行くにも良さそうです。
また、近隣市の木更津市にはコストコ、三井アウトレットパークなどがあります。車や路線バスで10~15分と好アクセスで、買い物や遊びに行くにも便利な環境です。
参考元:袖ケ浦市「そでがうらってどんなまち」参考元:袖ケ浦市「そでがうらへ遊びにおいでよ」参考元:袖ケ浦市「人口・各種資料」>>袖ケ浦市の土地価格・相場は?今後の価格推移の予測や土地選びのポイントを紹介
「子育て世代に選ばれるまち」袖ケ浦市の子育て環境は?
袖ケ浦市は、子どもが遊べる公園が充実しています。四季の移ろいが感じられる袖ケ浦公園は、市内最大の総合公園。大型遊具や、生き物にエサやりができる池もあります。スポーツ施設が揃う百目木(どうめき)公園は、夏にはプールがオープン。滝やスライダーが楽しめると、市外からも多くの子どもたちが訪れます。
袖ケ浦海浜公園は、東京湾に面する袖ケ浦ならではの良さを感じられる公園。芝生広場やピクニック広場などがあり、展望塔からは東京湾アクアライン、海ほたるが一望できます。天気の良い日には潮風を受けながらバーベキューも楽しめますよ。
子育て施設の環境も年々向上しています。保育施設の新規開設、既存の保育施設の定員拡大を行い、ここ10年間で保育定員は約2倍まで拡充されました。近年の待機児童数は2020年の60名が最多。減少傾向にあり、2023年4月1日現在のデータでは2名まで減っています。
また、これまで中学校3年生までが対象だった子ども医療費助成制度も、対象年齢が拡大。2023年8月診療分から、高校3年生まで対象になりました。
子育て・教育環境の充実は人口の増加にもつながっています。20~30代の子育て世代を中心に、県内だけでなく東京都、神奈川県などからの移住者が年々増加中。全国的に人口減少傾向のなか、袖ケ浦市ではこの10年間で約3,200人も増えました。
今後も人口の増加が予想される袖ケ浦市。子育て支援の制度にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
参考元:袖ケ浦市「そでがうらってどんなまち」参考元:千葉県「千葉県待機児童数 市町村別待機児童数(各年4月1日現在)」参考元:袖ケ浦市「子ども医療費助成」>>隣の木更津市の代表的な学区や小学校の特徴は?詳しくはこちら
「ママ・パパになったら」袖ケ浦市の子育て支援
妊娠がわかってから産後まで、次のような支援が受けられます。
プレ・ママパパ学級
初めての妊娠・出産はママもパパも不安がいっぱい。そんなときに参加したいのが「プレ・ママパパ学級」です。保健師・助産師・栄養士・歯科衛生士などが講話や実習を行います。赤ちゃんの抱き方やオムツの交換方法、子育てプランの作成といった実習もあるのでぜひ夫婦で参加したい内容です。
参加を希望する場合は、申し込み期間内にインターネット・電話または袖ケ浦市の健康推進課窓口にてお申し込みください。
参考元:袖ケ浦市「プレ・ママパパ学級」
産後ケア事業
出産によるママの心身へのダメージは想像以上。しかし家族などから十分な援助が受けられない場合は、産後ケア事業を検討しましょう。袖ケ浦市在住で1歳未満の乳児とママは、一定の条件を満たせば育児などのサポートが受けられます。
袖ケ浦市の産後ケアは「短期入所型」「通所型」「居宅訪問型」の3パターンあるのが特徴。利用料や使いやすさを比べ、ママの心と身体が一番休める方法を選んでくださいね。
利用したい場合は袖ケ浦市の健康推進課へ相談してください。保健師などによる面談にて必要な支援内容の確認が行われます。
参考元:袖ケ浦市「産後ケア事業について」
「どこで遊ぶ?」袖ケ浦市の子育て支援
子どもの遊び場としては、次のような支援があります。
子育て支援センター・園庭解放・なかよし広場
袖ケ浦市では、親子が気軽に利用できる遊び場として6カ所の「子育て支援センター」が設けられています。また、市内のすべての公立の保育所では園庭の一般開放を行っています。なかには、保育士が遊びのお手伝いや相談にのってくれる「なかよし広場」を設けている園も。
いずれも原則無料ですが、利用方法や利用時間などの詳細は各施設へ確認してから行きましょう。
参考元:袖ケ浦市「ご家庭での育児支援のご案内」参考元:袖ケ浦市「子育て支援センター」参考元:袖ケ浦市「そでがうらこども館」
放課後児童クラブ・放課後こども教室
「放課後児童クラブ」は共働き家庭などの小学生が、専任の支援員と宿題をしたり遊んだりして過ごす施設です。袖ケ浦市では約20のクラブが設けられています。一方で、親の就労に関わらず全ての小学生が利用できるのが「放課後子ども教室」。地域のボランティアなどが運営しており、袖ケ浦市内の3つの小学校で実施しています。
参考元:袖ケ浦市「放課後児童クラブ」参考元:袖ケ浦市「放課後子ども教室」参考元:千葉県「放課後子供教室推進事業」
子育て家庭優待カード「チーパス」
袖ケ浦市だけでなく千葉県全体の取り組みとして発行されている「チーパス」。18歳未満の子どもがいる、もしくは妊娠中のママがいる家庭が利用できます。
協賛店にてパスを提示すると、買い物が割引になる、子どもが景品をもらえるなどのサービスが受けられます。授乳室やオムツ交換スペースを提供している協賛店も多数。有効期間は1番下の子どもが18歳になり初めて迎える3月末日まで、と長いのでありがたいですね。
袖ケ浦市では子育て支援課、各行政センターにて配られています。
参考元:袖ケ浦市「チーパス」を配付しています」
「困ったときに頼れる」袖ケ浦市の子育て支援
子どもを短時間預かって欲しい、こんな困りごとはどうしたらいい?というときの支援窓口もあります。
一時預かり・休日保育・病後児保育
「一時預かり」は、保護者の病気や出産、リフレッシュなどを目的として一時的に保育園や保育所が利用できる制度です。日曜や祝日に仕事などで保育が難しい場合は「休日保育」を利用する方法もあります。
子どもが病気に罹患中もしくは病後の状況で仕事をしなければならない場合は「病後児保育」もあります。この場合は医師の診断などが必要となります。
各保育の利用は有料で、1時間300~600円ほどで設定されているケースが大半です。施設や子どもの年齢によっても異なるため、詳細や申し込み方法は各施設へ問い合わせてください。
参考元:袖ケ浦市「ご家庭での育児支援のご案内」
ファミリーサポートセンター
子育てで大人の手を借りたいときは「ファミリーサポートセンター」を頼ってみるのもひとつの方法です。袖ケ浦市では、子どもの保育園や学校の送迎を頼む家庭が多い傾向です。
袖ケ浦市に在住または勤務していて、子どもが生後半年~小学生であることが条件。利用料は子どもひとりにつき1時間700~900円です。利用には事前登録が必要ですが、登録料はかからないため、万一のときのお守りとして登録しておいてもいいですね。
参考元:袖ケ浦市「ファミリーサポートセンター」
子育て世代総合サポートセンター
妊娠・出産・子育てについてこんな相談はどこにすればいい?というときの総合窓口。保健師・助産師・社会福祉士などの専門スタッフが相談に応じてくれます。
子どもだけでなくママのことでも構いません。自分がどのような子育て支援サービスを受けられるのか知りたいときも、教えてもらえますよ。
保健センター1階に窓口が設けられていますが、相談内容によっては専用の相談室に案内してもらえます。気になったらまずは電話で問い合わせてみましょう。
参考元:袖ケ浦市「子育て世代総合サポートセンター」>>隣の木更津市で受けられる子育て支援制度は?詳しくはこちら
袖ケ浦市なら子育て支援制度が充実!家づくりはR+house木更津へ
子育て支援制度が整っており、公園や買い物などの生活環境も良い袖ケ浦市。駅前などの開発が進むと、より暮らしやすくなるでしょう。
R+house木更津の施工実績は300棟以上、袖ケ浦市でも多数手がけています。R+house木更津では建築家と家づくりを進めていくため、子育てしやすくデザイン性の高いマイホームのご提案も可能です。耐震性もトップレベルをお約束。子育て中はもちろん、老後まで長く安心して住み続けられる家づくりをしています。自社のノウハウで、気になるコストも抑えて計画しますので、マイホームをご検討されている方は是非ご相談ください。