こんにちは。
R+HOUSE木更津の出口です。
皆様はゴールデンウィークをどのように過ごされたでしょうか?
去年からのコロナの影響でご自宅で過ごされることも多かったのではないかと思います。
お家時間の増加やテレワークなどでご自宅で過ごされる際に重要視されるのがお家での「居心地良さ」かと思いますが、
少し大げさかもしれませんが、目に見えない「居心地の良さ」を作ってくれるのが「換気」ではないかと思います。
「換気」がどのようにお家での「心地よさ」に関与してくるかを感じるために重要なことは
「なぜ換気が必要になったか?」という理由を知るとイメージしやすくなるかと思います。
その理由とは平成15年から「住宅での計画換気が義務化された」ということです。
上の図のような「ホルムアルデヒドなど」からのシックハウス対策の1つとして
機械での換気設備の設置が義務づけられたのです。
お子様の健康を気にされる方がとても多いので、そのような方は特に敏感ではないでしょうか?
お家にいることで体調が悪くなってしまうのはとても悲しいことだと思います。
シックハウスの他にも計画換気をしっかり行うことで抑えられることをご紹介致します。
①水蒸気の排出
→調理やお風呂、人などから出る水蒸気を排出することで結露を抑え室内のカビ、ダニの発生を防ぎます。
②新鮮な空気の供給
→しっかりと換気が行われることで新鮮な空気が入れ替わります。
③壁体内部結露の防止
→室内の湿度を外気に近づけると壁の中の結露を抑えることができます。
上の3点のことも計画換気をしっかりと行うことによって解消することもできます。
「①水蒸気の排出」は先ほどのお子様だけでなく、大人でも避けたいと感じることが特に多いかと思います。
「②新鮮な空気の供給」はご家族が多い家庭などでは意外と換気の量が足りていないということもあるようです。
「③壁体内部結露の防止」については室内と室外の湿度の差が大きくなることで壁の内部に湿気が溜まってしまうことによって「家の骨組み」や「断熱材」がカビてしまったり、腐ってしまうことで「住んでいる方の健康」だけでなく、「住宅の寿命」まで縮めてしまうことになります。
換気がしっかり行われないと住宅に住む「人」だけでなく、「住宅」にも悪い影響が出てきてしまうのです。
今回ご紹介した「換気」を充実させることで「におい」や「湿気」、「ダニ、カビ」などの居心地を悪く感じるものを減らすできると感じて頂けたかと思います。
同時に「それでも換気を良くするためにはどうしたらいいのかわからない」
と疑問も持たれているかと思います。
このような住環境の居心地よくするための「換気」を機能させるために重要な役割を果たすものが
今まであまり触れられことがなかった「気密性」の性能である「高気密」に関する部分となります。
次回は「気密性」と「換気の種類」についてご紹介させて頂き、「気密に関する性能」や「気密と換気の関係性」について
もご紹介させて頂きたいと考えています。
今回は画像の紹介が少なくなってしまい、読むことが大変だったと思いますが、最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もお読み頂けたら嬉しいです。
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