こんにちは!!
R+HOUSE木更津の出口雄太です。
前回は断熱性能に大きく関わり、お家づくりを考え始めたら聞かないことがないであろう
UA値(外皮平均熱貫流率)についてできる限り簡単にご紹介させて頂きました。
UA値(外皮平均熱貫流率)についてできる限り簡単にご紹介させて頂きました。
人に例えてみると寒い日にダウンを着ていることが「断熱性能=UA値が良い」というようなイメージをするとどのような方にも想像しやすいと思います。
「断熱性能は気にしないです。」ということは「冬でもアウター薄着で良いです。」というようなことでした。*断熱性能は夏の冷房にも有効です。
今回は「UA値が大事っていうのはわかったけど、どうしたらいいの?」と思われる方が多い(私自身もそう思っていました。)はずなので、
UA値を考える中で必ず出てくる3つの数値の基準を見ていきます。
早速、3つの数値をご紹介していきます。
①省エネ基準法 UA値=0.87
こちらは国が定めた省エネに関する法律の基準です。
こちらは国が定めた省エネに関する法律の基準です。
②ZEH基準 UA値=0.6
「ZEH」も沢山の住宅会社で耳にする言葉だと思います。
「ZEH」も沢山の住宅会社で耳にする言葉だと思います。
「ZEH」=「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の頭文字を取って「ゼッチ」と読みます。(どう読めばいいかも不安ですよね。)
一言で表現すると「エネルギーの自給自足しよう。」ということで「太陽光で自宅で使う電力を作って消費エネルギーをゼロにする。」ことが
「ZEH」の地球環境を守るための大きな目的となっています。
これが「断熱性能(UA値)」とどう関係があるの?と思われると思いますが、
その理由は「省エネ+太陽光」でエネルギーを「ゼロ」しようということで省エネ基準法のUA値=0.87より
高い基準の数値となっています。
高い基準の数値となっています。
UA値という言葉を聞いたばかりの人はそろそろ「頭が痛くなってきた」頃ではないでしょうか?
住宅の性能などに関しては沢山の基準があるので、一度で理解するのが難しいので、
少しずつ慣れていこうとするのが、とても良いと思いますので、少しずつ読み進めて頂けると嬉しいです。
次が最後の基準
③HEAT20 G1 :UA値=0.56 G2:UA値=0.46
HEAT20とは研究者・住宅・建材生産者団体によって構成されている住宅の省エネと断熱性能の良い住宅を広めていこうとしている団体となっています。
③HEAT20 G1 :UA値=0.56 G2:UA値=0.46
HEAT20とは研究者・住宅・建材生産者団体によって構成されている住宅の省エネと断熱性能の良い住宅を広めていこうとしている団体となっています。
大きくG1グレードとG2グレードの水準に対する考えを見つけることができていませんが、
省エネルギー性が①省エネ基準法と比較して
G1グレード=約30%削減(4~7地域)
G2グレード=約50%削減(4~7地域)
G1グレード=約30%削減(4~7地域)
G2グレード=約50%削減(4~7地域)
と性能や室温などでグレードが区切られています。
上記の3つが大きく分けられる3つのUA値の基準数値となっています。(HEAT20は2つの数値がありますが...)
これらの基準数値を元に省エネ性や室温の違いを例に
「UA値の実生活での感覚」を持つことでその人ごとの性能を選ぶことができるかと思います。
ちなみに説明が遅れてしまいましたが、断熱性能は日本の地域ごとに北から7つに分けれていて、木更津市のある千葉県は「6地域」となっていて、6地域の数値をご紹介させて頂いています。
このように今回はUA値を考える中で出てくる「3つの数値の基準」をご紹介致しました。
少し説明が出てきてしまいましたが、
次回は省エネ性や室温といったことから「UA値の数値を実生活での感覚」に落とし込んでご紹介させて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回のブログもお読み頂けたら嬉しいです。
次回のブログもお読み頂けたら嬉しいです。
~R+HOUSE木更津では~
日々、情報が変わることが多い中、
お家づくりのために必要な知識をお伝えするために
無料相談会を開催しています。
「性能」・「間取り」・「コスト」などに
ついてご興味がある方はお気軽にご連絡下さい。
ついてご興味がある方はお気軽にご連絡下さい。
R+HOUSE木更津 出口