皆様こんにちは。
R+HOUSE木更津の出口雄太です。
3月も最終週を迎えて桜が満開になっていてとても気持ちが良いですね!!
個人的なイメージですが、例年木更津市周辺は桜が咲き始めてもすぐに春の嵐がやってきて
強風によって桜はすぐに散ってしまうイメージですが、今年は風が強くなっても長い時間風が吹かず、
雨も強くないので、満開の桜を1週間近く見ることができることはとても幸せなように感じます。
このように前回のブログの内容でも話題を同じこと書いてしまっているかもしれませんが、
寒い冬が通り過ぎるとお家づくりでも寒さのことを忘れてしまいそうですが、「お家の性能=断熱性能」によって
「暑さや寒さ」をコントロールすることができて、断熱性能には3つの水準があることを前回ご紹介させて頂きました。
皆様は覚えているでしょうか?
私は一度では覚えられませんでした...
なので、最初は覚えられなくて当たり前だと思ってください。
それでは1つずつ見ていきましょう。
①省エネ基準法:UA値=0.〇〇
こちらの3つの基準でした。
それぞれ目指しているものが違いますので、各水準の目指しているものを一緒に理解すると覚えやすいと思います。
それでは答えも見ていきましょう。
①省エネ基準法:UA値=0.87
こちらは2021年から告知していかなければならない国が定めた最低基準となっています。
②ZEH基準:UA値=0.6
こちらは国が太陽光発電を組み合わせて地球環境のために「ゼロエネルギー住宅」を進めていく中で
省エネ性を求めていく中で定めた省エネ基準法より厳しい基準となっています。
太陽光発電でエネルギーを作ってもの沢山エネルギーを消費し続けてしまったら、「省エネにはなりませんよね...」
「使うエネルギーを減らして」+「必要なエネルギーを作る」ことがZEH基準の求めていることだと思います。
③HEAT20:G1 UA値=0.56、G2 UA値=0.46
こちらに関しては専門家の方々がこれからの住環境について考える中で「省エネ」と「室内環境の質の向上」を確立していく為の指標として示した数値となっています。
この中には「最適コスト」という言葉もありますので、2つの基準が存在していると考えています。
「省エネ性」が考えられているので、①省エネ基準法と比較して
G1グレード=約30%削減(4~7地域)
G2グレード=約50%削減(4~7地域)
といった数値の違いが述べられています。
どうでしょうか?
繰り返し見ることでイメージがしやすく(少しずつですが)なってきたのではないでしょうか?
前置きが長くなってしまいましたが、今回はこのUA値の3つの基準を室温で見ていくとどのような違いがあるかを確認していきます。
早速、見ていきましょう。下の図がUA値の各基準の室温に関しての図になっています。
いかかでしょうか?
どこを見ればいいかわかりづらいですよね。
こちらも前回出てきたUA値に関する「地域区分」です。
「北から小さい数字の地域」で「千葉県は6地域」です。
なので、木更津市周辺(千葉県)の方は上記の表では右端の「4~7地域」を確認してください。
3つの基準で振り分けられているのですが、正確ではないのですが、「HEAT20G1≒ZEH基準」で確認するとイメージしやすいはずです。
確認していくと「4~7地域」は「HEAT20 G2グレード」でも体感温度がおおむね13℃下回らず、15℃未満となる割合が15%程度となっています。
「想像より暖かそうじゃない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、寒い地域と比べて
「暖房方式」が異なっているのが違いとなっているので、ご注意下さい。
寒い地域と比べて「暖房時間」と部屋が異なるためこのような違いが出ています。
あくまで「住まう方の体感温度」によって暖房を調節頂けると良いと思います。
別画像になってしまうのですが、各部屋ごとのイメージにするとこのようになります。
各部屋の室温までイメージできるととても想像しやすいですよね。
更に高断熱・高気密の住宅の中での体感についてもご説明する予定でしたが、長くなってしまいましたので、申し訳ありませんが、次回ご紹介させて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回もお読み頂けたら嬉しいです。
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