収納を散りばめた家
今回の敷地は北道路に接道しているため、パッシブデザインとして最小限の窓の設置となっています。また、敷地が125坪と大きくなっているため、ゆとりのあるアプローチを作成し、外構も含め住宅を引き立てるような設計がされています。
リビング
玄関を入り、廊下を曲がり入ってくる配置のLDKの配置となっています。廊下を曲がりLDKが広がることで視覚の転換があり、くつろぐプライベートスペースとしての安心感を演出されています。
造作家具はもちろん画面には移り切っていませんが、軒先と同木材を室内の下がり天井として採用することで統一感と室内外の繋がりを演出しています。
独立型ランドリーコーナー
脱衣所の一角に設置されることが多いランドリーコーナーですが、今回は脱衣所から独立したランドリーコーナーが採用されました。独立することで「洗う」、「干す」、「畳む」を広い空間で行うことができます。
2階廊下、子供用クローゼット
2階に上がり各居室に繋がる廊下を写しています。天井高までのフルハイトドアを標準として採用しているため、壁と室内建具との境が目立ちづらく圧迫感のない室内空間が広がっています。画像内右手前の扉の内側にはお子様用のクローゼットとして枕棚とハンガーパイプが忍ばせてあります。
ウォークインクローゼット
廊下を進むと置くにはご夫婦のためのウォークインクローゼットがあります。
中には椅子を置くことができるほどの室内の幅がある大容量クローゼットとなっています。
ウォークインクローゼット・収納
ウォークインクローゼット内に入るとお施主様こだわりの収納が広がっています。椅子に腰かけながらじっくりと外出の際のお洋服を選ぶことができ、おしゃれ好きの方にはたまらない空間となっています。
こちらの収納はウォークスルーになっていて、突き当りを回り込むと寝室に繋がっています。
リビング階段
「美術館のような生活感のないデザイン」という要望を踏まえながら、住宅は「ご家族が豊かな生活を過ごす場所」という前提をした上で美術館のような静かな中に個性のある空間をアトリエ建築がデザインしてくれています。
玄関ポーチ
白の外観の印象を変える黒のコンクリート素材であるケイミュー社の「SOLID」の壁面のアクセントにインパクトがある玄関ポーチです。
アトリエ建築家による視覚に変化を与える住宅デザインの提案です。
廊下と地窓
玄関からリビングに繋がる廊下の先に庭の風景を切り取り、借景として採用した地窓が設置されています。室内にいながら、外部へと向かって進むことによって外への広がりを感じることができる仕組みとなっています。
リビングと洗面コーナーの繋がり
リビングの隣に洗面コーナーがあり、洗面コーナーの奥のリビング階段の裏側にウォークインクローゼットがあり、帰宅後に荷物などを片付けた後に手洗いなどをし、リビングに入ることができる動線による生活のデザインがされています。
玄関ホール
玄関ポーチで使用した「SOLID」を続けて室内の玄関にも使用することで「内と外の繋がり」を表現しています。デザイン的なインパクトだけでなく、室内から壁面アクセントを見た際にうろこ状に施工する「凹凸」と「素材感」が住宅としての上質な空間として室内の雰囲気を高めてくれます。