富津市は千葉県の南部に位置する市で、たくさんの海と山に囲まれた自然豊かな町です。人口は40,251人(令和5年8月現在)、面積は205.40㎢あり、東京湾に面しているため多くの漁港を有しています。
富津市の約40kmの海岸からは、各所で東京湾越しの富士山を見ることができます。
富津岬、鋸山、大坪山から見る富士は「関東の富士見百景」に選定されており、3月下旬頃と8月下旬頃にはダイヤモンド富士を観測することができます。

参考：富津市HP 「富津市から見る富士山」 [https://www.city.futtsu.lg.jp/0000000664.html]

富津市内にJR内房線が通っており青堀駅、大貫駅、上総湊駅、佐貫町駅、竹岡駅、浜金谷駅の6つの駅があります。
車の場合は東京湾アクアライン、東関東自動車道、京葉道路、館山自動車道があります。東京都心や横浜、千葉駅、羽田空港へのアクセスは高速バスが出ており、東京まで高速バスで約70分、電車で約90分ほどで行くことが可能です。

先述の通り、富津市はたくさんの海と山に囲まれた自然豊かな町です。そのため、自然と触れ合える観光スポットも多く点在しています。今回はそのなかでも家族で楽しめるオススメの人気観光スポットをご紹介します。

マザー牧場は、房総半島の山々や東京湾、富士山などの雄大な景色が見渡せる鹿野山にあります。牛の乳搾りや子ブタのレースで動物たちと触れ合えることはもちろん、ジップラインで牧場の空を駆け抜けたり、バンジージャンプを体験することもできるので子どもから大人まで楽しむことができます。
さらに、マザー牧場の「花の谷」では季節によってさまざまな種類の花を見ることができます。特に人気である2月中旬～4月上旬に咲く「菜の花」と、4月中旬～5月上旬に咲く「ネモフィラ」は毎年多くの人が訪れます。

千葉県最大級の1800坪の農園を持ち、いちご狩りを楽しむことができる観光農園です。夏(7月、8月)はブルーベリー狩りを行っています。佐貫町駅から車で約5分、富津中央ICから約3分ほどで到着します。この農園では上下2段に分かれて栽培しているため、立ったままいちご狩りができるだけでなく、小さなお子様や車いすの方でも楽しめるように工夫がされています。いちごが5品種、ブルーベリーは13品種あるため色々な品種を食べ比べることも可能です。

富津岬の南側に広がる海水浴場で、海の透明度も高く、内湾で波も比較的おだやかとなっています。
入場料、駐車場も無料で、時間制限も無いため家族でゆったり海を満喫したい方に最適です。
観光名所である富津岬の最先端にある五葉松をかたどった特徴的な形をした展望塔からは東京湾側から神奈川や千葉の工場群を、空気の澄んだ日には富士山をくっきりと観ることができ、夕景も人気の場所となっています。

参考：マザー牧場HP [https://www.motherfarm.co.jp/]
参考：富津アクアファームHP [https://www.futtsu-aquafarm.com/]
参考：富津市観光協会の観光サイト [https://www.futtsu-kanko.info/places/futtsu-kaisuiyoku/]

ここからは富津市が実施している移住支援制度についてご紹介します。
2023年度の受付を終了している場合もありますので、必ず申込時に再度富津市の公式サイトでご確認ください。

富津市への移住及び定住の促進並びに中小企業等における人手不足の解消を目的としており、東京圏に在住し、
東京23区に通勤する方が、富津市に定住して一定の条件（就職・テレワーク・起業）を満たす場合に予算の範囲内で補助金を交付する制度です。

住民票を移す直前の10年のうち通算5年以上、住民票を移す直前に連続して1年以上、東京23区内または東京都、埼玉県および神奈川県の条件不利地域以外に在住し、東京23区への通勤をしていたことがある方。
ただし、東京都、埼玉県及び神奈川県のうちの条件不利地域以外の地域に在住しつつ、東京23区内の大学等へ通学し、東京23区内の企業等へ就職した者については、通学期間も本事業の移住元としての対象期間とされます。

単身なら60万円、2人以上の世帯なら100万円の移住補助金があります。
さらに、世帯員に18歳未満の者が含まれる場合は1人につき100万円が加算されます。（申請者とその配偶者は除く）
例）申請者、配偶者、子2人（18歳未満)

世帯100万円＋子2人200万円（100万円×2人）＝300万円

また、申請が多数の場合には、予算等の都合上、申請期限前に受付を終了する場合があります。
補助金交付申請をお考えの方は、必ず事前に富津市の相談窓口に相談してください。
▼詳細はこちらからご覧いただけます。
富津HP「UIJターンによる起業・就業者等創出事業補助金」 [https://www.city.futtsu.lg.jp/0000006818.html]

「移住先として気になっているけれど、どういう町なのか分からない」「富津市をもっとくわしく聞きたい」という方のために富津市をもっと知ってもらえるよう、実際に市内主要施設の他、参加者それぞれの希望に応じた案内ルート・プランを移住コンシェルジュが提案し、現地を案内するツアーです。

参加費は無料で飲食代、体験代、交通費などは自己負担となっています。

当日は市の公用車に乗車するか、自家用車にて公用車を追走する形で行われるため自家用車を持っていなくても安心して参加できます。

ツアーの参加を希望する方は申込前に政策推進課移住定住推進係へ事前相談が必要となります。
その他、対象者や当日の流れ、お申し込みは富津市の公式ホームページでご確認ください。
▼詳細はこちらからご覧いただけます。
富津HP「移住コンシェルジュによる市内案内」[https://www.city.futtsu.lg.jp/0000007170.html]

上記の「ステイふっつ移住案内ツアー」を体験後に市内宿泊施設へ宿泊した際の宿泊費の一部を補助する制度です。

補助金額は1人1泊最大5,000円、1世帯につき4人分までなど状況によって変わります。こちらも基本宿泊費は、飲食費、サービス料金等は含まないものとなっています。

補助金を受ける場合、まず移住コンシェルジュへの相談が必要です。
その他、対象者や当日の流れ、お申し込みは富津市の公式ホームページでご確認ください。
▼詳細はこちらからご覧いただけます。
富津HP「移住活動で市内宿泊施設へ宿泊した際の費用補助」[https://www.city.futtsu.lg.jp/0000007171.html]

千葉県富津市では移住を考えている方に向けた支援制度が行われています。
富津市に興味がある方、どのような町なのか実際に体験をしてみたい、とお考えの方はぜひこの移住支援制度の活用をご検討されてみてはいかがでしょうか。
そして富津市で家づくりを検討する場合は、君津市や木更津市、富津市周辺で展開している「R+house木更津」にご相談ください。R+house木更津は、地域密着の工務店で、建築家とともに快適性や耐久性、省エネ性を追求した高性能かつデザイン性の高い家づくりを行っています。
モデルハウス見学会や完成見学会、家づくりの勉強会などのイベントも開催していますので、ぜひお気軽にご来場ください。