5層になるスキップフロアを空間のつながりで演出したプランです。
バイクとスキップフロアがお好きなお施主様が段差のある土地を活かし、スキップフロアで異なる空間を楽しむために計画されたプランです。
ガレージ内部(入口側)
車1台を入れることができる面積をバイク用のガレージとしてメンテナンスやDIYくつろぐことができるスペースとしてプランされました。
ガレージ(室内ドア側)
表し梁にすることでガレージ内もバイクを収納するだけの空間としてだけでなく、楽しむ空間として居心地の良い空間となっています。
ガレージ奥のドアから階段を登り室内へ入っていきます。
LDK(ガレージ側)
LDKを東側に見た図。
スキップフロアの階段を2箇所上がりリビングへ繋がる導線が計画されています。
リビングから1段下がったフロアには来客がくつろぐことができるよう庭に隣接した客間がリビングからもアクセスがしやすい位置へ配置されています。
リビング(玄関側)
西側の駐車場から階段を上がった位置にある玄関を向いた図。
通常の宅地の2階の位置に面しているため、前面道路からの視線はないので、玄関ドアを開けるとすぐにリビングに繋がるプランが採用されました。
真南に住宅がありますが、パッシブデザインで高窓が配置されているため、上部から優しく日射差し込みます。
LDK(キッチン側)
北の方角のダイニング、キッチンを向いた図。
回遊できるよう2箇所に設置された階段がスキップフロアがふんだんに盛り込まれた今回のプランを印象付けるように配置されています。
キッチン側を望むと開放感を感じ、背面のTVボードを眺めるとくつろぎを感じることができるよう空間設計がされました。
キッチン
キッチンからLDKを眺めた図。
キッチンはリビングより1段上がった位置に配置されており、南と西から光が入るため、明るさを感じながら、料理をすることができます。
ご家族の帰宅の際もキッチンにいながらも手を止めることなく、出迎えができるような配置となっています。
ダイニング
2方向に窓が配置され、窓から望む東京湾の借景を望みながら食事ができるダイニングプランされました。
ダイニングテーブルの奥にカウンターが設置され、自宅でのお仕事の際も借景を望みながら、作業ができます。
テーブル・カウンターともに造作で作成しているので、長く愛着持ち使用頂けます。
造作キッチンバック
タモの突板と修正材で作成した造作のキッチンバック。
手前は開き戸で奥には「ゴミ箱を見えないように収納したい」という要望から生まれたできるフラップ付きのゴミ箱スペースとなっています。
洗面スペース
造作の鏡とカウンターが設えられた洗面スペース。
間接照明を鏡外周に回し、ホテルライクなインテリアとなっています。
床材にはクッション性と耐水性にも優れるコルクタイルが採用されました。
浴室
隣接する植栽を借景として取り込んだ浴室です。
窓と浴室ドアともにクリア素材が採用されているため、浴室の使用の際に外部と脱衣所空間を一体として広さを感じることができます。
浴室から洗面エリアまで見渡すことができ、ホテルライクなテイストとして統一したインテリアの空間演出がされています。
寝室
住宅の最上フロアに位置している寝室です。
住宅の東面の高い位置に配置することで日差しと閉塞感を感じることなく、過ごすことができます。
ベッドのヘッドボード奥の壁をふかし小物を置くことができるカウンターとニッチを配置し、寝る前のくつろぐ時間も楽しむことができるよう計画されました。
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