完成見学会の概要
この度お施主様のご厚意により完成見学会を実施します。
敷地面積66坪
延床面積26坪
施工床面積30坪
外壁:杉板外壁(ウッドロングエコ)、ジョリパッド
屋根:ガルバリウム鋼板
軒天:ピーラー
玄関ドア:ユダ木工木製ドア
窓:LIXIL TW、LW(大開口窓) 佐藤の窓(木製サッシ)
フローリング:アトムカンパニー アッシュ
室内ドア:神谷コーポレーションフルハイトドア
その他 造作TV台、造作キッチン収納、造作洗面台、造作下足入れ 第1種換気システム澄家
日時:6/17(土)6/18(日)6/24(土)6/25(日)
①10:00~11:00
②11:00~12:00
③13:00~14:00
④14:00~15:00
⑤15:00~16:00
⑥16:00~17:00
HPもしくはお電話にてお問い合わせください。
連絡先:0438-97-7252(住宅公園モデルハウス) 不在の場合は0439-87-5567(本社)
各時間帯2組までのご案内とさせていただきます。
お問い合わせいただきました際に詳しいご住所をご案内いたします。
お車でお越しの際は現地にお停めいただけます。
土日4日間のみの開催ですがご都合がつかない場合平日にご案内できる場合もございますのでお問い合わせください。
このお家ができるまでのストーリー
土地はすぐに決まった
土地を探す段階でいくつかの条件がありました。
・車を3台停めれる敷地であること
・北面道路であること
・家族の家と近いこと
・決めた価格以内であること
特に決めていたことは北面道路であることでした。
理由は家族だけで楽しめるプライベート性の高い庭が欲しかったから。
南面道路の土地も魅力でしたが視線の気にならない庭が作りたいと思いました。
昔から南面の土地は人気で価格も北面より少し高かった印象です。
ちょうど家族の家からほど近くの閑静な住宅街に見つけることができました。
三方住宅に囲まれた敷地でしたが十分な大きさと建築家の土地を読む力を信じ購入しました。
本当は2階建て希望だった!?
当初の希望はこうでした。
・道路から見えない庭があること
・28坪の2階建て
・車2台は並列で1台は来客用でほしい
・目を引くポイントがいくつも欲しい
・杉板外壁を使いたい
・極力掃き出し窓は使いたくない
建築家の方にヒアリング当日土地を見てもらい希望を伝えた時の反応はこうでした。
「土地が大きいから2階で考えると土地の余白がありすぎて土地も含めた全体で見たときによく見えないかも。
階段分の面積をなくした平屋で考えることで予算面の折り合いもできるし土地全体が活きてきてもっとかっこよく見えるから平屋で考えてみてはどう?」
というものでした。
平屋は考えてもいなかったのでびっくりしましたが、確かに敷地全体を活かせるし平屋への憧れはあったのでお願いしました。
プランの提示と即決
プラン提示の打合せで出てきたものはぱっと見でかっこいいと思えるものでした。
アプローチから玄関までの空間に使い方、杉板外壁の塗り壁の使い方、全体のプロポーション、フェンスの効果的な使い方、間取りなどどれをとっても要望を抑えつつ建築家らしいエッセンスが加わり最高のものでした。
その場で基本プランの即決をし細かい修正を加えていただきプランが出来上がりました。
職人さんとの連携
上棟してからは待ち遠しい気持ちとどんな工程が踏まれているのか純粋に知りたい気持ちと入交じり毎日のように現場を見に行かれました。
照明一つとっても場所を変えるだけで印象が変わるからこっちはどう?と提案してくださったり、窓枠の納め方を大工さんが提案してくださったりと職人さんがお客様とも連携をとってくださることができ見た目も美しく、かつスタイリッシュなお家となりました。
見ていただきたいポイント
杉板外壁
ウッドロングエコと言って木材を保護する役目の液剤です。塗ってすぐは茶色ですがしばらくするときれいなグレーになります。有毒なものを一切使っていないため土にも還せる人にも環境にも優しい液剤です。
古来から使われている木材を如何に現代に落とし込めるかを考えました。
ボード&バテンと言って板と板の隙間を細い板で隠す方法でラインがきれいに出るためモダンな印象に仕上げられます。いつでもどこにでもある材料であり廃盤することは皆無なのでいつでも同じように張替えもできメンテナンスのしやすさもポイントです。
延床26坪の心地良さ
人により心地よい居場所というのは様々ですが、 お施主様の場合目指したのは心地よい居場所をいくつ作れるかでした。
限りある予算の中で実家にあった畳の部屋で過ごしたあの時のように寝転がって過ごしたい。
大きな窓から田舎を思い出す緑を思いきり感じたい。
障子の木漏れ日を感じながら落ち着きたい。
大きさだけではない居心地の良さを体験いただきたいです。
造作の数々
空間との調和を図り造作家具を作っています。
単に造作を作っているのではなく長期的なメンテナンスの良さも考慮しています。
多くの家具や住設はモデルチェンジや廃盤があり壊れた個所を交換する部品や部材は必要な時に廃盤になっていることが多く丸々交換せざるを得ないことがあるため、必要な個所を必要なだけ交換・修理できる造作家具は一番良心的なものと言えます。
工夫を凝らしたお家をぜひご体験ください。