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高気密・高断熱住宅の特徴②~健康リスク軽減について

こんにちは。

前回は「高気密・高断熱住宅の特徴①」として「高気密・高断熱と冷暖房の関係について」ご紹介しました。

今回は更なる「高気密・高断熱の特徴」として「健康との関係性について」ご紹介させて頂きます。

「寒さ、暑さ」を感じづらい家だと健康になるってどういうこと?と

「性能が良い」家と「健康」が結びつきづらいと感じる方も多いとは思いますが、

実は「快適なお家は住む方の健康にも良い家なの」なんです。

この「快適な家」を現在と過去で見比べてみるとこの「健康」というものが「どのようなこと」を指しているのかがよくわかります。

子供の頃を思い出してみて下さい。

子供の頃お家で生活をしている中でよく親に言われたり、こんなことを感じていたことはなかったでしょうか?

「寒いからドアをきちんと閉めなさい。」

「お風呂場(脱衣所)が寒いからお風呂に入りに行きたくないな。」

「自分の部屋が寒いから勉強したくない。」

「夜中にトイレに行きたいけど、寒いから朝まで我慢しちゃう。」

「朝目覚めても部屋が寒いから布団から出たくない。」

などなどこのようなことを小さいながらに思っていたのではないでしょうか?(現在もそのように感じている人もいるかもしれません)

このように過去の家では高断熱と高気密に重きを置かれて作られていなかったので、

各部屋ごとを暖房していたため、暖房をしていない(暖房を止めてしまっている)部屋はすぐに寒くなってしまっていたのです。

このようなことが2000年以降に少子高齢化が進み、

高齢の方々が増えた中で目立ち始めたのが、「ヒートショック」です。

 

「ヒートショック」とは…急激な温度の変化で体がダメージを受けること

と日本医師会で説明されています。

具体例としてこのような事が書かれていました。

「浴室とトイレは家の北側にあることが多く冬場の入浴では暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、熱を奪われないように欠陥が縮み、血圧が上がります。お湯につかると欠陥が広がり、急に血圧が下がり、血圧が何回も変動することになります。寒いトイレでも似たようなことが起こります。血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。ヒートショックの予防のために脱衣所やトイレを暖めましょう。」

図にすると上のような状態になります。

無意識に感じていて「確かに」と思った方や、ニュースを見ていて「知ってる」と思った方も多いと思います。

「トイレと脱衣所まで暖めていたら電気代がどれくらいかかるんだよ」と考えた方もいらっしゃると思います。

 

ここで出てくるのが現在の家の「高気密・高断熱の家」なんです。

「どういうこと?」と言いたくなると思いますが、

高気密・高断熱といった性能良い家は前回の内容のように

「暖かくした空気を逃さない」魔法瓶のような作りだとご紹介しました。

この魔法瓶の状態は「部屋ごと」ではなく、「家ごと」魔法瓶になっているので、

家全体を暖かい空気で覆うことができるのです。

*換気システムなどで多少の違いが出てきます。

イメージにすると下図のようになります。

 

間取りでイメージすると1番上段のイメージ、室温でイメージすると下段のイメージとなります。

過去の家では「部屋ごと」が「廊下」で区切られていたことと、「断熱性・気密性」が低かったため、部屋ごとしか暖められませんでしたが、

現在の「高気密・高断熱」の住宅では性能を活かすために廊下を少なくし、

家丸ごと暖められるようになっているのです。

このような「家全体の室温の均一化」ができているので、ヒートショックといったことから住むご家族の健康を守れるようになっているのです。

その他にも健康に関することで良いことがあるのですが、その内容は次回にご紹介させて頂こうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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